9月に東京・新宿で行われたUCLA-NUS Executive MBAのMaster Class(簡易授業)とProfile Evaluation(学校にマッチしているかの簡易評価)に参加してきた。
この日はMBAとEMBAどちらもセッションを開催したので、年齢層も幅広い感じで全体40名ぐらいの参加者がいた様子。
Master Class
スピーカーはProf. Lan Luh Luh。彼女は元LegalからMBAを取得して、現在はNUSで教授を努めており、Admin Directorも兼ねているそうだ。
Master Classの内容としては投資観点からの企業統治の現状とあり方について。
Gain insights into today’s biggest NYSE and NASDAQ listed companies – Facebook, Alibaba and Tesla, and learn the different methods of founder control such as dual-class share structure, partnership model of control and supermajority voting. You will also pick up tips on evaluating similar companies for investments.
NUSのMBAとEMBAどちらにも本クラスはあるが、MBAとEMBAではコンテンツが異なるということだった。
Prof. Lan Luh Luh曰く、MBAは知識70%+実践30%で、EMBAは実践70%+知識30%ぐらいの割合で、クラス内で求められる参加態度やコンテンツの深さを変えているという。
今回はIPOするタイミングで実際の発行している株式数と、実行支配するための議決権を持った株式を発行する所謂dual class shareの問題や対策のセッションを1時間に凝縮した内容だった。
少額ながらも株式投資をしている身としては最近の米国でIPOした企業の株式がパッとしないな、とも思っていたタイミングなので個人的には非常に関心が高い内容で、参考になった。
Profile Evaluation
Master Class後、MBA志望とEMBA志望で部屋を分けてセッション。
Prof. Lan Luh Luhに連れられて移動したEMBA志望は10名弱。
というものの、EMBAはホテル内のラウンジに移動してお茶しながら各自自己紹介しつつ、仕事とEMBAがどのように活用できるのか、や質問事項をProf. Lan Luh Luhに聞く形で1.5時間ほど会話。
最後にお互い名刺交換やLinkedin、Facebook交換をして解散。
参加してみた感想
以前、INSEADのMBA説明会に参加したことがあるが、そちらよりもかなり小規模で、直接教授やAdminと長く会話できたのはとても良かった。
EMBA業界的に日本人のApplicantは全体的にそんなに多くは無さそうなので、とても丁寧に対応してもらったと思う。
クラスが少人数というのはやはり密度が高まりそうなので、大人数クラスのスクールよりも好みなのかもしれない。
個人的にはSingaporeのNUSでもクラスに参加させてもらったりしているので、引き続き志望度は高い。
TOEFLの準備を進めなくては!
追伸:Los AngelesにあるUCLA Andersonキャンパスにも行ってきた