Radiko録音環境をRaspberry Piとrfriendsで作成

IT

やりたいこととしてRadikoを録音したい。タイムフリーだと一度聞くと聞けなくなったり、アーカイブで残らないから後から聞き直すことができないので、手元で録音したい。
調べていたらRaspberry Piで自宅録音サーバを作る方法が良さそうで、rfriendsというソフトもあるようなので完全初心者だけどトライしてみた。

rfriendsのマニュアルはWindows環境前提だったため、完全初心者がMac環境で初めてやってみたら少しハマるポイントがあったので備忘録。

環境

  • パソコン:Macbook Air
  • 自宅ネットワーク:無線LAN環境のみ
  • サーバ:Raspberry Pi Zero W
    • ラズパイはZero Wじゃなくても良いけど、性能、サイズ、コスト的にZeroシリーズが最適
    • SDカードは録音領域も兼ねているので32GB以上あればいいんじゃないかな
  • ソフト:rfriends2
    • 自分でRaspberry PiのOSインストールから初めてもいいけど良いソフトがあるので使わせていただいた。作者さんに感謝。
rfriendsとは
初版 2017年12月14日20版 2021年06月20日 1.開発経緯  いままで、radiko録音ツールとしてradikaを使用してきました。らじるらじるが使えなくなった今でも、安定と信頼性から使用を継続しています。しかし、プログラムの

メモ

  • 基本は作者さん作成のマニュアルを参考に
  • まず何をすればいいのか
    • rfriendsのRaspberry Piバージョンをラズパイ本体にインストール
      • Raspberry Pi版(イメージ)をダウンロード
        • Windows版やLinux版などあるので間違えないように
      • SDカードの初期化(フォーマット)はRaspberry Pi ImagerでEraseすることで対応
      • その後、このRaspberry Pi ImagerでSDカードに書き込んでもなぜか起動が上手く行かず、代わりにbalenaEtcherを使うことで成功
        • 自分の環境だけなのかもしれないけど、参考までに
  • Zero Wは無線LAN環境でアクセスする前提なので、リモートアクセスできるようにwpa_supplicant.conf ファイルとssh(拡張子なし)を作成
    • ここで自宅のSSIDとパスを入力してwpa_supplicant.confファイルとssh.txtを作成
      • Linuxコマンドで直接できる人はそちらで。初心者でミスを避けたい人は上のツールで。
      • ssh.txt作成後、Mac上で拡張子を削ったけどこれが正しいやり方かよく分かってない。アクセスできたので良しとする。
  • SDカードがBootという名前になっている(はず)なので、一番上のディレクトリにwpa_supplicant.confファイルとsshファイルをコピー
  • ここまで設定したらSDカードを入れて通電、Raspberry Piがちゃんと起動すれば設定した無線LAN環境に繋がる
    • SDカード入れて通電後、緑のランプが点灯していなければそもそもプロセスが走っていない可能性が高いので、確認した方が良い
  • ターミナルでアクセス
    • WindowsだとTera Termとか使うみたいだけど、Macは標準で使えるターミナルが利用可能
      • spotlight検索(右上の虫メガネマーク)からターミナルと打ってアプリ起動
      • アプリケーションフォルダからでもOK
    • rfriends入れたラズパイのIPアドレス確認
      • ターミナルからarp -aでLAN環境のアドレス一覧表示、MACアドレスがB8:27:EB:::**になっているのがラズパイなのでそれを探す
      • ここでは仮に192.168.x.xxとする
arp -a
  • Macからラズパイへターミナルでssh接続
$ ssh pi@192.168.x.xx

パスワードを聞かれたらraspberryでアクセス(初期設定値なので後から変更可能)
これでアクセスできたら後は公式マニュアル通りでOK

便利にする設定

家の無線LANだとDHCPでランダムにIPアドレスが振られているはずだが、この後の設定やSambaでファイルにアクセスすることを考えるとIPアドレスを固定した方が便利。
以下のブログを参照して設定。

【ラズパイ】Wi-Fi設定と固定IPアドレスを設定
Raspberry Piのネットワーク設定を変更し、Wi-Fiと固定IPアドレスの設定を行います。
ラズパイ(Raspberry Pi)を固定IPアドレス化する方法
ラズパイのIPアドレスがころころ変わってしまうと、 SSH接続やVNC接続でラズパイをリモート制御する際に、 毎回IPアドレスを調べ直さないといけなくなり、けっこう面倒です。 本記事では、ラズパイのI

すでにSambaでファイルサーバとしてアクセスできるので録音設定したあとの録音データはPCからアクセスできる。

MacのFinderから移動→サーバへ接続し、smb://192.168.x.xx(上で自分が固定したIPアドレス)と設定。ゲストとしてアクセスすればOK。

参考リンク先

Raspberrypiでradikoを留守録する

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